有元 史郎 芝浦工業大学 創立者
1896年(明治29年)6月25日
広島県尾道市土堂町に有元家の四男として生まれる
1925年(大正14年)3月
東京帝国大学工学部機械工学科卒業
北村芳子と結婚(2男4女をもうける)
この後、同大学経済学部と法学部、日本大学商科と文科を続けて修了し、5学士号を得る
1927年(昭和2年)
芝浦工業大学の前身である東京高等工商学校を開設
1938年(昭和13年)5月30日
逝去 (享年43)
芝浦工業大学の創立者、有元史郎先生は弱冠30歳の時に、日本の工業技術興隆に必要とされた「実用的な技術と知識を併せ持つ技術者の育成」を目的として、東京高等工商学校を開設し、実学主義の教育を始められました。
以来、芝浦工業大学は教育・研究活動を通じて多くの技術者・研究者を輩出し、工業技術の発展に貢献して、確固たる礎をきずいています。
この有本史郎先生の功績に敬意を評し、2009年3月芝浦後者完成を記念して本胸像は制作されました。
なお本胸像の台座は1935年、芝浦校舎旧館の施工を請け負った戸田建設の前身である戸田組の社長、二代戸田利兵衛氏が新築記念として寄贈した際のもので、台座上部が失われていた状態で旧本館に残されていました。この台座は当時の石職人が稲田石を丹精込めて削り出し、有本史郎先生のお名前を彫り込んだものでした。
そこで芝浦工業大学の歴史を継承する想いを込めて、胸像の台座として使用しました。
製作者 瀬戸 剛 (GO SETO)
寄贈 戸田建設株式会社(胸像 2009年佳節)
戸田組 (台座 1935年佳節
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