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2014-03-15

松本清張のドラマを見た。

午後から松本清張のテレビドラマ作品を続けて見ました。
恐喝者
坂道の家

疑惑
と続けて4本。

「恐喝者」は、ウィキによると(続く作品も)

大雨の中、筑後川の 堤防が決壊した。近くの刑務所に服役していた尾村凌太は、危険を感じ脱走、濁流の中に飛び込んだ。泳ぎ着いた一軒の家で、凌太は逃げおくれた若い女性に出 会う。いよいよその家も潰れそうになったため、凌太はその女を抱えて再び濁流に身を投じる。やっと岸にたどり着いた凌太は、女に人工呼吸を施すが、意識を 取り戻した女は、凌太に犯されたと誤解してしまう。それから一年後、凌太は九州の山奥でダム工事の人夫となっていたが、新しい工事監督の傍らにいる女性 が、あの時の女であることに気づく。

これまで3回テレビドラマ化されているそうです。

わたしが今日見たのは、1997年版。古谷一行、本田博太郎、藤真理子というキャストでした。
オール讀物連載の後、1955年8月に短編集『悪魔にもとめる女』収録の1編として出版されたそうですが、短編集もこの作品も知りません。

2本目
「坂道の家」

寺島吉太郎は場末の町で小間物店を営んでいた。質素に生活を切りつめ倹約を守り、46歳の現在まで、痩せた女房以外に女性を知らなかった。ある時22・3 歳の、今まで見かけない女性が店を訪れた。けだるそうな口の利き方であったが、その口調には妙な魅力があった。名前は杉田りえ子というのだった。商品をま けてくれるよう頼みつつ、吉太郎を見上げるりえ子。次第に彼女にのめり込んでいく、吉太郎の蟻地獄が始まる。

これは5回制作されていますね。
そのうち、1983年版でした。

キャストは、坂口良子、長門裕之、石田純一ほか。
31年前なのでみなさん若いです。鬼籍に入られた方もおられます。
特に坂口良子は時々テレビでみるおバカキャラの娘さんに顔がよく似ています。


3本目
「指」

ホステスの福江弓子は、帰宅途中で御茶ノ水の喫茶店に立ち寄り、バーのマダム・生方恒子と相席になる。気品ある色気を湛えた恒子に話しかけられ、同性ながら惹かれた弓子は、目白にある恒子の高級マンションについていく。泊まっていくよう誘われた弓子の脚の上に、恒子の足先が乗ってきた…。恒子はチワワを飼っていたが、弓子は犬が自分たちの関係をのぞいているような気がして、その存在が気になる。弓子と恒子の関係はマンションの管理人・細井ヨシ子も承知していたが、ヨシ子は恒子に好意的で、二人の関係を他の人に漏らす心配はないと弓子は思っていたが……。

この作品は3回テレビドラマ化されています。
今回のは2006年版です。やっとハイビジョン作品。

キャストは、後藤真希、高岡早紀、星野真里、萬田久子。

あやしい世界が下地にあり、女性ばかりのキャストですね。男性も少し手でいますが。

4本目
「疑惑」

富山新港湾 の岸壁で、鬼塚球磨子(くまこ)と夫・白河福太郎の乗った車が、時速40キロのスピードで海へ突っ込み、夫が死亡する事件が起こった。球磨子は車から脱出 し助かっていたが、保険金狙いの殺人と疑われ警察に逮捕される。新聞記者の秋谷茂一は、球磨子の過去…新宿でのホステス時代、暴力団員とつるんで詐欺・恐 喝・傷害事件を起こし、北陸の財産家である福太郎と結婚後はすぐ、夫に巨額の生命保険をかけた…を詳細に報じた上で、球磨子を「北陸一の毒婦」と糾弾する 記事を書いた。秋谷の記事を契機に他のマスコミも追随、日本中が球磨子の犯行を疑わないムードになった。球磨子の弁護人も辞退が続出する中、佐原卓吉が弁 護人となる。球磨子の犯行を確信する秋谷は、佐原に状況を覆す力はないと高をくくっていたが……。

これは4回テレビ化されています。
そのうち、1992年版。

キャストは、いしだあゆみ、瀧本順吉、小林稔侍。

弁護士役のKさん。ヘアースタイルが今と少し違いますね。

松本清張記念館